第4号で届くパーツがこちら。このパーツ、どこかで見た覚えが…。それもそのはず、前号に引き続き、今回もサスペンション・アームの組み立てを行うのだ。前号では左フロントのサスペンションを組み立てたが、今回は右フロントのサスペンションが届いている。
右と左が変わっただけで、作業自体は前号と変わらないため、何も苦労することなく組み立てられた。ドライバーでネジを締める作業はあるが、このひと手間があることで逆にMP4-23を自分の手で組み立てているという感覚を味わうことができるから不思議だ。
完成した左右のフロント・サスペンション。今回のモデルは2008年イギリスGP仕様だが、2008年のイギリスGPではこのサスペンションがウエットになったシルバーストンの路面を確実にとらえ、ルイス・ハミルトンを優勝へ導いていた。
すでに完成しているフロントウイング、ノーズコーンとともに並べたフロント・サスペンション。こうして眺めながら、このパーツがMP4-23になるとことを想像していると、すぐにでも第5号を組み立てたくなってくる。
これはサスペンション・アームとプッシュロッドを組み立てたものだが、何かの拍子に上から力を加えてしまうと、壊れてしまいそうな状態で保管することになる。そこで「週刊マクラーレンMP4-23」では、保管方法のアドバイスも掲載されている。
それを実践した写真がこれ。A4の紙を折り曲げてプッシュロッドとロワーアームの間に挟み込み、それをマスキングテープで固定している。身近にあるものを使って少し工夫するだけで、せっかく作ったパーツを破損する心配をせずに、保管することができる。
次は、「週刊マクラーレンMP4-23第5号」をお届けする。
『週刊マクラーレンMP4-23』創刊記念として、F1日本GPの優勝チームを予想し、素敵なプレゼントが当たるTwitter企画も始まっている。
【特別企画「週刊マクラーレンMP4-23製作日記」関連記事】
・『週刊マクラーレンMP4-23』創刊される
・【マクラーレン共同開発】週刊マクラーレンMP4-23をいち早く入手。カッコイイ大人たちへのプロローグ
・創刊号Part1 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・創刊号Part2 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・創刊号Part3 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・第2号 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・第3号 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・第4号 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・第5号 週刊マクラーレンMP4-23製作日記
・ツイートして賞品ゲット!「週刊 マクラーレンMP4-23」創刊記念、Twitter優勝チーム予想
・【動画】マクラーレン共同開発「週刊マクラーレンMP4-23」創刊