ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハに「勝つことに価値なんてない」

2010年10月02日(土)
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ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、F1で7度タイトルを獲得したミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に対し、今では特別な感情を抱いていないと認めた。

シューマッハが2010年から現役復帰することを発表した際、子どものころのヒーローであるシューマッハと実際に戦うのは、「名誉であり光栄」なことだと語っていた。

ハミルトンがF1にデビューしたのは、シューマッハの引退後だったが、シューマッハの復帰が決まった際、ハミルトンはこう話していた。

「彼は、このスポーツの中でも最高に偉大なドライバーだよ。伝説と言ってもいい。彼と戦えるのは素晴らしいことだね」

「僕が勝つのか負けるのかという問題じゃない。シューマッハと一緒に走れるという事実は、この先の僕の人生でずっと忘れないものになる」

しかし、現役復帰したシューマッハは以前のような走りを見せられず、もう興奮はなくなったとハミルトンは『TZ』紙へ語った。

「初めは、彼の復帰にとても興奮していたんだ」

「でも今では、同じような感情を抱いていない。彼はいつも僕の後ろを走っているからね。そういった意味では、彼に勝つことに価値なんてないよ」

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