キャンセルのうわさもある韓国GP。しかしレッドブルは、予定通り10月24日に韓国GPが開催されると信じているようだ。
韓国GPの舞台となる韓国インターナショナル・サーキットは、建設工事が遅れていることから、韓国GPキャンセルの可能性を伝える報道が続いている。
だが、レッドブルはすでに、工事が進む韓国インターナショナル・サーキットでデモ走行を成功させており、チーム代表クリスチャン・ホーナーが開催を疑っていないことを明かした。
「われわれは数週間前に行ったが、彼らは予定通りに進めていた。それなので、われわれは確信しているよ」
「今の段階では、飛行機は予約したままだ」
レッドブルでは、所属するマーク・ウェバーとセバスチャン・ベッテルが2人ともタイトルを争っている。しかし、韓国GPがキャンセルになった場合、選手権トップのウェバーは有利になるが、ベッテルはタイトルの可能性が少なくなってしまう。
こういった複雑な状況について、ホーナーはこう語る。
「マークは(韓国GPは)いらないと言うだろうが、セバスチャンは開催を希望するだろう。それに、チームとしても、(キャンセルは)悪いものではない」
「だが、絶対に韓国へ行くことになると思う」
「(F1最高権威バーニー・エクレストンと)話をしたが、彼も自信を持っているようだ」