フェラーリのフェリペ・マッサは、10位でシンガポールGPをフィニッシュしたが、ほかのドライバーにペナルティーが科されたため、8位になった。
フェリペ・マッサ
「昨日の予選がああいったことになったから、僕にとってはとても難しいレースだった。モナコでフェルナンド(アロンソ/チームメート)が採用したような戦略を選んだんだ。セーフティカーで有利になることを願っていたけど、残念なことにセーフティカーが導入されるタイミングが早すぎたよ」
「だから、あまり多くのクルマを抜けなかったし、スーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)とヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/ルノー)の後ろで隊列に埋もれてしまった。1周か2周遅ければ、2つ3つポジションを上げられて、違ったレースになっていたよ」
「ずっと1セットのハード側タイヤで走っていたことを考えると、クルマはそれほど悪くなかった。終盤には状況が悪くなって、タイヤのパフォーマンスが変化していたけどね。それでクビサ(ロバート・クビサ/ルノー)に簡単に抜かれたよ」
「ずっとほかのクルマの後ろを走っていたから、ドライビングを楽しめたとは言えないね。僕には新しいエンジンがあるけど、残り4レースに向けては、1レース走ったエンジンが3基あるだけだよ。この先のレースでは、今週末より運に恵まれることを願っているよ!」