フォース・インディアのビタントニオ・リウッツィが、シンガポールGPを前にした心境を語った。
ビタントニオ・リウッツィ
「モンツァ(イタリアGP)では、たくさんのポイントを逃してまったから、チームにとって本当に残念だった。クルマには7位か8位になる力があったから、フラストレーションを感じたよ」
「それでも、何も悔いはない。いくつかメカニカル面の問題があったけど、解決できるし、二度と起こらないと確信している。だから、自分たちには今でも高い競争力があって、ウィリアムズと6位を争うことができると信じながら、シンガポールへ行くことができる」
「シンガポールは楽しいサーキットだよ。コーナーはたくさんあるし、きついカーブもあるから、技術的にはとても難しいコースだね。モナコと比較されることもあるけど、大きな違いがあるんだ。モナコではミスが許されないけど、シンガポールはランオフエリアが広いから、チャンスが残されていることも多い」
「高ダウンフォースでうまくバランスを取って、ストレートでのスピードも高めるため、ドライバーとエンジニア両方にかなりの集中力が要求される。でも、それに挑戦するのが楽しみだし、去年は良いレースを走れた」
「チームは懸命に作業していて、空力の改良も予定している。今みたいに各チームが接近しているときには特に、グランプリの週末へ向けて後押しになるよ」
「コックピットの中でもできるだけうまく戦い、モンツァで逃したポイントを取り戻すため、できることはすべてやっていくよ。僕たちにはポイントを獲得する実力があることを証明したし、クルマも調子がいいから、シーズン序盤に築いたリードを守るため、みんなモチベーションが高くなっている」