2010年のF1チャンピオン候補になっているマーク・ウェバー(レッドブル)が、数年前に引退を考えていたと明かした。
ミナルディ、そしてジャガーで評価を高めたウェバーは、2005年に名門ウィリアムズへ加入。しかし、当時のウィリアムズは、F1のトップレベルから脱落し始めていた。
「ウィリアムズ時代には、かなり落ち込んでいたよ」
「このレベルのドライバーは、みんな同じようなレベルの才能を持っていると思う。だから、最もどん欲にならないといけないんだ。でも、自分がそんな状態じゃないときもあった」とウェバーは認める。
さらにウェバーは、燃え尽きた状態だったとウィリアムズ時代の苦闘について振り返った。
「何度もタオルを投げたくなることがある人は多いと思う。僕もウィリアムズ時代にそんなことを考えたよ。とてもキツかった」
「半年くらいモチベーションを失っていたんだ。ほかのスポーツとは違って、少し休んで、自分で試合を選べるわけじゃない」