ローマは、今でも2012年か2013年のF1開催を目指している。ローマ市長のジャンニ・アレマンノが1日(水)にこう語った。
以前からローマでの市街地レース開催の計画があったが、この計画は政治的な問題によって中止になったとみられていた。しかし、1日の朝に『Rai 1(ライ1)』の番組に出演したアレマンノは、次のように語った。
「2012年から、遅くとも2013年から、ローマでグランプリが開催される」
「モンツァ(イタリアGP開催地)でのレースは保証されているので、イタリアでの2レース目になる」
F1サーキット・デザイナーとして有名なヘルマン・ティルケは、エウル地区をコース候補地に選んだとされる。新都心であるエウル地区は、ローマ中心部よりも道路の幅が広いためである。
アレマンノはさらに、次のように続けた。
「エウルの住民と完全な合意に達する必要があるので、問題はある。(しかし、)国際的なレベルでは、合意を得ている」
「まだ確実なものにはなっていないが、われわれの約束は信用できるものだ」