大きな批判を集めることになったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のハンガリーGPでの走りについて、昔は普通に行われていたことだとゲルハルト・ベルガーが語った。
1980年から1990年代にかけてフェラーリやマクラーレンなどに所属して活躍し、10勝を記録しているベルガー。シューマッハがハンガリーGPでルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に対して行った、ピットウォールのギリギリまで幅寄する走りについて、かつては普通に行われていたことだと話している。
「私らのころは、もっと激しく、もっと汚く走っていたよ」
「1周の間に3回、お互いをウォールまで押しやっていたが、文句など言わなかった。それが(レースの)一部だったんだ」
「ミハエルがバリチェロに見せた走りのことなど、何とも思わなかっただろう」とベルガーは『Tiroler Tageszeitung(チロラー・ターゲスツァイトゥング)』へコメントしている。