ハンガリーGP決勝で非難の的になる走りを見せた翌日に、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が謝罪のコメントを発表したことを、ヨス・フェルスタッペンが非難した。
シューマッハはハンガリーGPの決勝で、フェラーリ在籍時にはチームメートだったルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に対し、危険とも言えるような幅寄せを行った。
当初シューマッハは、フェラーリ時代にはバリチェロが明確なナンバー2ドライバーになっていたこともあって、バリチェロが文句を言っているのだろうと示唆。しかし、レース翌日の2日(月)には、自身の公式ウェブサイトに謝罪のコメントを掲載した。
これに対し、ベネトンでシューマッハのチームメートだったこともあるフェルスタッペンは、『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙のコラムで次のように書いた。
「男らしく、レース直後に謝罪すればよかった。そうすれば、もっとスポーツマンらしくなれただろう」
シューマッハが謝罪を行ったのは、メルセデス、もしくはシューマッハが在籍した時代にフェラーリでチーム代表を務め、友人でもある統括団体FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長に促されたためだとのうわさもある。