レッドブルのマーク・ウェバーは、ハンガリーGPで優勝した。
マーク・ウェバー
「簡単なグランプリじゃなかった。こういった追い抜きが難しいコースでは、スタートが決め手になると分かっていた。スタートでは、セバスチャン(ベッテル/チームメート)やフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に対して、不利な戦いになると思っていたよ」
「第1スティントを走っている間、どうやってフェラーリを抜くのか、頭脳戦になった。セーフティカーによってレースが動いて、僕たちは戦略を変更し、フェルナンドとはまったく違うことをやったんだ」
「セーフティカーがコースインしたとき、僕はコースにとどまるよう指示されて、フェルナンドがピットインすることを願っていた。彼がピットインするのを見たとき、チャンスがあると確信したよ。そこからソフト側のタイヤでフェルナンドに対して20秒の差をつけていった。ピットストップした後には、僕がレースを支配できた」
「いい形で僕の150戦目を祝えたし、100戦目を迎えたチームにとっても最高な1日になった。この結果は、チームのおかげだよ。戦略面で素晴らしい判断をしてくれたし、爆弾も通用しないような最強のクルマを造ってくれた」
「次は、美しいサーキット、スパでのレースだよ。あのレースを楽しみにしているけど、その前に何日か休めるのは素晴らしいね」