フェリペ・マッサ(フェラーリ)が29日(木)、自分はフェラーリのナンバー2ドライバーではないと宣言し、今週末のハンガリーGPで勝利を目指すと誓った。
チームオーダーを受けたマッサが、チームメートであるフェルナンド・アロンソに勝利を譲ったドイツGP以来、マッサの母国ブラジルでは、マッサがチームオーダーを拒否する勇気を持つべきだったとの意見も出ており、マッサを操り人形として描くマンガも掲載されていた。
「みんな彼のことを、会社の決定に合わせて自分の意志を貫けない“イエスマン”として見るだろうね」
「それも正しいのかもしれない。チームプレーヤーか操り人形か? その差は紙一重だよ」と元F1ドライバーのデビッド・クルサードは『Telegraph(テレグラフ)』紙のコラムで書いた。