フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長が、フェラーリを離脱すると報じられている。
フェラーリの社長交代を予想しているのは、フランスの放送局『TF1』。モンテゼモーロは1970年代、フェラーリの親会社フィアットに加わり、フェラーリ創設者エンツォ・フェラーリのアシスタントとして働いた後、フェラーリのF1チーム、スクーデリア・フェラーリの運営を任された。
1991年にはフェラーリの社長に就任したモンテゼモーロだが、ここ数年は、たびたび政界への進出がうわさされていた。
モンテゼモーロの後任としては、フィアットの創業一族であるアニエリ家の1人で、最近サッカーチーム、ユベントスの会長になったばかりである34歳のアンドレア・アニエリが有力視されている。
しかし、今月には『Libero(リベロ)』紙も同様のうわさについて報じていたが、フィアット側はこれを否定していた。