ドイツGPでフェラーリが見せたチームオーダーの波紋が広がる中、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長が「偽善はもうたくさんだ」と語った。
フェラーリのライバルチームの首脳は、フェリペ・マッサ(フェラーリ)に対して、事実上のチームオーダーを発令したフェラーリを激しく非難。メルセデスGPのニック・フライCEOは次のように語る。
「ルールは守らなければならない」
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも、「あるドライバーが別のドライバーへ勝利を手渡すことで、レースが操作されたことは非常に残念だ」と述べた。
また、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、「われわれも、のどから手が出るほど勝利が欲しい。だが、勝ち方も大切だ」とコメント、この件については「個人的に」フェラーリと話したいと語っていた。