ロータスのヘイキ・コバライネンが、ハンガリーGPを前にした心境を語った。
ヘイキ・コバライネン
「ハンガリーには最高な思い出があるんだ。僕が初優勝を記録したのがここだった。もちろん、僕のこれまでのキャリアで、ハイライトになっているよ。だから、ハンガリーへ行くのを楽しみにしている。しかも、サーキットにはフィンランドのファンがたくさん来るんだ。僕にとっては、まるでホームレースだよ」
「もちろん、今年はまた違った挑戦になるけど、僕たちはこれまで、レースごとにうまく進化してきた。ハンガリーに向けても準備は整っているから、きっと今週末も進歩できるはずだよ」
「このコースは、追い抜きが難しいんだ。でも、コースの状況がよくなっていく中で、クルマの性能を最大限に引き出せるセットアップを見つけたときの満足感は大きい。そして予選でその速さを発揮する。ドライバーとしての快感だよ」
「レースでは、コース特性が影響して、誰かの後ろに押さえ込まれやすいから、ピットストップがいつも以上に重要なものになる。普段よりもチームの全員、ピットクルーやエンジニア、そしてガレージにいるみんながレースパフォーマンスに影響を与えるのを確認できるのはいいことだよ」
「ドライバーとしても、ガレージのみんながどれほど重要なのか示せるのは満足できることなんだ。今週末にうまくそれを実践できるよう願っているよ」