ウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグが、ドイツGPを前にした心境を語った。
ニコ・ヒュルケンベルグ
「母国の観客を前にしてレースをするのは、ほかのグランプリへ行くのとはまったくの別物なんだ。ドイツのファンはレースをとても楽しみにしているだろうし、素晴らしい雰囲気を作りだしてくれるだろうね。すべてのものが少しドイツ人ドライバーに集中するから、忙しい週末になるよ」
「ホッケンハイム(ドイツGP開催地)は、カレンダーの中でも僕が気に入っているコースの1つなんだ。今まで、ここでのレースでいい成績を残しているんだよ。2005年には、フォーミュラBMW-ADACで2勝したしね」
「コースのレイアウトも、とても面白いし、モトドローム(インフィールド区間)は最高なセクションだよ。サッカーのスタジアムのような感じもあって、とても特別な雰囲気になるんだ」
「ターン1のように、とても高速な部分もある。でも、低速でタイトなコーナーもあるから、クルマのセットアップについては、うまい妥協点を見つける必要がある。それに、ヘアピンが追い抜きにはいいチャンスになるから、ストレートでも速くなきゃいけない」
「タイヤにも気を付ける必要がある。このコースは、タイヤにとても厳しいんだ。シルバーストン(イギリスGP)でポイントを獲得できたことには満足だし、モチベーションにもなった。でも、どん欲にさらに上を目指していくし、ホッケンハイムではもっといい成績を残したい」