ザウバーで初のF1フル参戦を果たした小林可夢偉が、2011年はルノーへ移籍する可能性もあるようだ。
今年ルノーからF1にデビューしたビタリー・ペトロフは、多額の資金を持ち込んだことでルノーのシートを獲得したと言われている。しかし、ペトロフは手堅いパフォーマンスを見せていることから、決して評価は低くないとみられていた。
だが、ルノーの首脳陣は再び勝てるチームになることを目指しており、2011年に向けてドライバーを交代させる可能性があることを公言している。
ジェンソン・バトン(マクラーレン)とともに参加した、モスクワでのイベントでペトロフは、2011年のことについて質問され、次のように答えていた。
「来年のことは、いろいろ進行中だし、交渉はこれから行われるよ」
ルノーはすでに、ロバート・クビサの残留を発表済みだが、ペトロフの後任については、以下のようなF1での経験が豊富なドライバーの名が浮上している。
キミ・ライコネン、ニック・ハイドフェルド(メルセデスGP/リザーブドライバー)、ヘイキ・コバライネン(ロータス)、クリスチャン・クリエン(ヒスパニア・レーシング/リザーブドライバー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)。