ドイツGPの週末は、大雨に見舞われる可能性もあるようだ。
ドイツGPの舞台となるホッケンハイムでは、グランプリ直前まで暑い天候が予想されるものの、寒冷前線の影響で木曜(22日)と金曜(23日)には天候が悪化し、大雨になることも予想されている。
予選が行われる土曜(24日)も雨の可能性があるものの、決勝日となる日曜(25日)には、小雨がぱらつく可能性が多少ある程度だ。
タイヤサプライヤーであるブリヂストンは今回、最も軟らかいスーパーソフトと、最も硬いハードタイヤという両極端のコンパウンドを持ち込むことから、チーム側は金曜にドライのまま3時間のフリー走行が行われることを願っている。
ブリヂストンのMS・MCタイヤ開発本部フェロー浜島裕英氏も、ドイツGPでは天候が決定的な要素になると認め、次のようにコメントした。
「もし暑くなれば、スーパーソフトの安定性と耐久性をマネジメントすることが課題になります。また、寒くなった場合には、ハードタイヤを適切な作動温度域にもっていくことが難しくなるでしょう」