FIA、2011年予算は約8億円減?

2010年07月12日(月)
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F1を統括するFIA(国際自動車連盟)の予算が、2011年は700万ユーロ(約7億8,000万円)減額になる可能性がある。

これはイギリスの『Express(エクスプレス)』紙が報じたもので、F1最高権威バーニー・エクレストンが率いるフォーミュラ・ラン・マネジメント(FOM)とFIAの14年契約が終了するため、FOMは商業権使用料を支払う必要がなくなるようだ。

報道によると、この700万ユーロという金額は、FIAの年間予算の15%に相当するとのこと。FIAの予算が4,800万ユーロ(約53億円)である一方、この商業権によってFOMは年間10億ユーロ(約1,114億円)近くを生み出しているという。

このため、F1ドライバーが支払うスーパーライセンス料が引き上げられる可能性もあると指摘されている。

これに対しFIAのスポークスマンは、「詳細なことは明かせないが、それは(予算に穴が空くというのは)事実ではない」とコメントした。

ちなみに、FIAはイギリスGPの週末、1万2,000ユーロ(約133万円)を稼いでいた。これは主に、F1ドライバーがピットレーンで犯したスピード違反によるものだ。

今回、スピード違反で最高額の罰金となったのはペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)。その金額は4,200ユーロ(約47万円)だった。また、ハイメ・アルグエルスアリを危険な形でピットレーンへ送り出したとして、トロ・ロッソは5,000ドル(約44万)の罰金を科されていた。

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