ピレリ、F1タイヤのテストにライコネンを起用か

2010年06月30日(水)
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2011年からF1のタイヤサプライヤーになるピレリが、キミ・ライコネンをタイヤテストのドライバーに起用する可能性がある。

来季からの新タイヤサプライヤーに決定したピレリ。シーズン最終戦が行われるアブダビでは、レース後に4日間のテストが行われ、このうち2日間でピレリタイヤが使用される。

だがピレリは、このテストまでに、まずはGP2マシンでテストを行う予定で、その後、BMWかトヨタのF1マシンによるテストを行ってから、アブダビでのテストに臨むことを検討している。

ピレリのタイヤテストを担当するドライバーとしては、当初ニック・ハイドフェルドの名が浮上していた。しかし、ハイドフェルドはメルセデスGPのリザーブドライバーであるため、メルセデスGPが不公平にアドバンテージを得てしまう可能性もある。

『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙によると、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーはこういった事情を考慮し、ライコネンを候補にするよう提案したとのこと。

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