キミ・ライコネンの2011年の計画はまだ明らかになっていないが、近い将来にF1へ復帰することはなさそうだ。
一時は2011年のF1復帰もうわさされたライコネンだが、WRC(世界ラリー選手権)でレッドブルをスポンサーにするシトロエンに残留するか、ほかのラリーチームへ移籍する可能性が高いとみられる。
「もちろん、予定を決めるのは遅いよりも早い方がいい。だが、それが無理な時もあるのだよ」
「11月中に、どの方向性で進むのか分かることを願っている」とライコネンのマネジャーであるスティーブ・ロバートソンは語った。
ロバートソンによると、やはりライコネンはラリーに残留する可能性が高いようだ。
「F1では誰とも話をしていない。キミはドアを閉ざしたわけじゃないがね。いいオファーさえあれば、どうなるか分からないよ」とロバートソンは加えた。
また、もし今年のフェラーリにライコネンが乗っていれば、いい働きができたはずだとロバートソンは語る。
「彼はフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)と同じように走れたはずだ。フェルナンドは素晴らしいシーズンを戦っていたし、彼から何かを奪おうとしているわけではない」
「誤解されたくはないが、キミもあのクルマでいい働きをできたと思う」