レッドブルのマーク・ウェバーは、5位でカナダGPをフィニッシュした。
マーク・ウェバー
「今日はタイヤがレースを大きく左右したけど、僕たちはできる限りのことをやった。ペナルティー(ギアボックス交換による5グリッド降格)を受けていたから、複雑な心境だよ」
「スタートからの数周はかなりうまく走れたけど、それで1セット目のタイヤを傷めることになったから、予定よりも少し早くピットへ入る必要があった。第2スティントでは、僕が前にいて、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)に対するギャップを確認していた」
「彼はフィニッシュに向けてペースをコントロールしていたから、初めは僕がギャップを広げていったんだ。一貫したペースを維持しようとしていたんだけど、最終的にはタイヤの影響でペースが落ちてしまった」
「どんなに遅く走ったとしても、ここでタイヤを摩耗させないなんてことは、ほとんど不可能なんだ。2度目のピットストップの後、5番手になったことには驚かなかったよ。僕の前に出た連中が、みんなルイスの後ろで接近して走っていたことは知っていたからね」
「その後は、次のレースに向けてクルマをいたわることにした。今回は厳しいレースになると思っていたけど、予想していたよりも接近した戦いをできた。シャンパンを飲みたかったけど、今日はダメだった。でも、僕たちは復活するよ」