カナダGP、やはりメルセデスエンジンとFダクトが有利に

2010年06月12日(土)
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カナダGPのフリー走行1回目では、事前の予想どおり、メルセデスエンジンとFダクトが大きな武器になっていた。

長いストレートが特徴になっているカナダGPの舞台ジル・ビルヌーブ・サーキット。このコースでは、F1最強といわれるメルセデスエンジンと、ストレートでのトップスピードを向上させるFダクトを搭載したクルマが有利になると予想されていた。

その予想どおり1回目のセッションでは、メルセデスエンジンを搭載するマクラーレンとメルセデスGPの4台がトップ4を独占。5番手には、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが入った。

「メルセデスエンジンを使うチームと、Fダクトを搭載するチームが有利になるはずのサーキットだ。われわれには、そのどちらもないよ!」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーも笑うほどだ。

マクラーレンの2台に割って入り、2番手タイムを記録したミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は今週末、改良版のFダクトを使用しているとみられる。

「きちんと機能すれば、非常に強力な武器になる。われわれも根気強く取り組んでいる」とメルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは語っていた。

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