フェラーリ、11歳のドライバーと契約

2010年06月10日(木)
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フェラーリが、11歳のドライバーをドライバー育成プログラムに加えた。

今回フェラーリのアカデミーに加わったのは、モントリオール出身のランス・ストール。1998年10月29日生まれ、弱冠11歳のドライバーであり、フェラーリの育成ドライバーの中で最年少のドライバーとなった。

昨年、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がシーズン中に負傷した際、フェラーリは若手ドライバーの育成を行っていなかったために、マッサの代役になれる若手ドライバーがいなかった。

このことも影響し、フェラーリは若手ドライバーの育成プログラムであるフェラーリ・ドライバー・アカデミーを設立。元チームマネジャーのルカ・バルディセッリを育成プログラムの責任者に任命していた。

ストールはカナダのカートで活躍しているドライバーであり、ケベックのモータースポーツ連盟から、2008年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーに、2009年はドライバー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされていた。

バルディセッリは次のようなコメントを残している。

「われわれは、喜んでランスの加入を歓迎する。彼は非常に若いが、すでにカートでたぐいまれな才能を証明している。この先の北米のイベントでも、われわれは一歩ずつ彼を見守っていく。また、マラネロでの講習にも参加することになる」

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