ヨス・フェルスタッペンはベッテルを非難

2010年06月05日(土)
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ヨス・フェルスタッペンは、トルコGPでレッドブルがチームメート同士でクラッシュしたことについて、セバスチャン・ベッテルが「すべての非難」を受けるべきだと語った。

フェルスタッペンはF1で100戦以上に出場。ベネトンではミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)のチームメートも務めていた。

『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙へ寄せているコラムの最新版でフェルスタッペンは、トルコGPの40周目に起きたクラッシュについて、ウェバーには責任がないとして、こう書いている。

「ベッテルには勢いがあり、スリップストリームも利用していた。だが彼は、急激に右へ曲がって、チームメートにぶつけるという致命的なミスを犯した」

「もちろん、ウェバーはトップの座を守ろうとしたし、それは彼に認められた権利だ。みんな勝つためにレースを走っており、彼はベッテルに対して十分すぎるほどのスペースを空けていた。ベッテルがまっすぐ走るべきだったんだ」

またフェルスタッペンは、レッドブル首脳陣が当初、ウェバーを非難したことは間違いだったとも語っている。

「少し政治的だったのかもしれない。才能ある若いドイツ人ドライバーがチャンピオンになることを望んでいる者もいるが、ウェバーはいい仕事をした」

「これを過去のものにできるか、首脳陣次第だ。チームメート同士で協力することは重要だが、ベッテルとウェバーは十分にプロフェッショナルだろう」とフェルスタッペンは加えた。

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