エンジン供給チームを失うどころか、来年は5チームへエンジンを供給する用意があるとコスワースが語っている。
現在コスワースエンジンを搭載しているウィリアムズやロータスが、来年はルノーエンジンを搭載するのではないかとも報じられているが、コスワースのビジネス・ディレクターであるマーク・ギャラガーは、このような報道をあまり気にしていないようだ。
ルノー側も2011年にはエンジン供給先を増やすことを希望しているが、ギャラガーは『Reuters(ロイター)』へ、ウィリアムズ、ロータス、ヴァージン、ヒスパニア・レーシングという顧客を失うことはないだろうとして、次のように語った。
「実際には、F1に加わることになっている13番目のチームが解決法になるだろう」
「コスワースとルノーが(新規参戦の)チームに対する供給を争うと私は思っている」
現在コスワースエンジンを搭載するチームが来年も搭載を続けたとしても、コスワースは5番目のチームへ供給することが可能だとギャラガーは語る。
「来年に向けてチーム数を増やすことも問題にはならないはずだ」とギャラガーは加えた。