チャンドック、HRT消滅のうわさを“心配しない”

2010年05月20日(木)
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カルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)は、自身が所属するヒスパニア・レーシング(HRT)の将来について「心配していない」と主張した。

新規チームのHRTが財政難に陥っているとバーニー・エクレストンが示唆している。さらに、6月に行われるカナダGPまでに予備の部品がなくなってしまうという報道もある。

実際、F1最高権威のエクレストンが、風洞施設の利用を含む2011年の技術面の計画を支援してくれるとチーム代表のコリン・コレスが認めている。

『Times of India(タイムズ・オブ・インディア)』に消極的なうわさについて尋ねられたチャンドックは、「それは、バーニー、コレス、カラバンテ(HRTのオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテ)間の問題だよ」と語った。

さらに「それは、僕とは無関係なんだ。何が真実であるのか、分かっているよ。そして、僕は心配していない」とチャンドックは付け加えた。

チャンドックは、チームメートのブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)とは良き友人であるが、自身がセナより速いと主張し、来季のシートを確保するために、クルマのアップデートを熱望している。

「僕は常に、ブルーノより速かったよ」と語るチャンドック。そして、コスワースエンジンを搭載しているF110に新しい空力パッケージが「本当に、必要だ」と語った。

「しかし、今の僕の目標は、プッシュし続けることだよ。2011年に良いポジションを確保するためにね。残りは、僕次第でどうにかできることではない」と付け加えた。

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