ルノーが、2011年はエンジンを供給するチームを増やす可能性がある。
現在ルノーは、ルノーチームだけではなく、今シーズン圧倒的な速さを見せるレッドブルへもエンジンを供給している。
GP2チームARTは先日、2011年のF1参戦を目指していると発表したが、その際に共同創設者フレデリック・バスールは、「メルセデス、フェラーリ、ルノーといい関係」を築いているとも語っていた。
また、ルノーのエンジン・オペレーション責任者レミ・タフィンも、『Auto Hebdo(オート・エブド)』へこう話す。
「今の段階では何も決まっていないが、ルノーが来年はもう1チームにエンジンを供給する可能性は非常に高い」
レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは最近、ルノーエンジンはメルセデスのエンジンよりも「30から40馬力」パワーが低いと語っており、レッドブルへのエンジン供給は今季限りで終了する可能性がある。
だがタフィンは、レッドブルとの契約が延長される可能性もあるとして、次のように加えた。
「問題はない。技術面でも、生産面でもわれわれは対応可能だ」