モナコGPのフリー走行1回目、ルーキーであるカルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)と小林可夢偉(ザウバー)がガードレールの餌食になった。
このセッションで最も派手にガードレールへ接触してしまったのが可夢偉。可夢偉はスイミングプールがあることで有名なセクションのシケインで、今年から高くなった縁石に大きく乗りすぎてしまい、バランスを崩してバリアに接触した。
可夢偉はフロントウイングを落としたものの、スロー走行でガレージへ戻ることができた。
一方のチャンドックは、わずか6周しか走行していない段階で、マセネでスピンし、アウト側のガードレールに接触しながらクルマを止めている。
このセッションでトップになったのはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だが、アロンソはピットでフロントウイングを交換しており、その前には最終コーナーであるアントニー・ノーズで左リアをガードレールに当てそうになっていた。