クビサ「予選が週末の中で最も重要」モナコGPプレビュー

2010年05月11日(火)
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ルノーのロバート・クビサが、モナコGPを前にした心境を語った。

Q:ロバート、先週末のスペインではポイントを獲得しましたが、少し残念なレースになりましたね。

ロバート・クビサ(以下、クビサ):少しフラストレーションのたまるレースだったよ。1周目が厳しいものになって、3つポジションを失っていたから、それがその後のレースにも影響したんだ。コバヤシ(コバヤシ/ザウバー)と接触もしていて、クルマにダメージがあったからアンダーステアもひどかった。

クビサ:ダメージがあったのに自分のペースが悪くなかったことには驚いたよ。ピットストップの後は、スーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)についていくことができた。

クビサ:でも、バルセロナはオーバーテイクが難しいコースだから、彼を抜くチャンスはなかった。週末のペース、特にメルセデスGPと比較した僕たちのペースは励みになるものだったけど、もっと多くのポイントを獲得できたと思うよ。

Q:モナコは、あなたが楽しみにしているレースですよね。どんなことを期待していますか?

クビサ:僕はストリート・サーキットが好きなんだ。特にモナコは大好きだよ。いつもいい成績を残しているしね。モナコは僕たちのクルマにとって、いい面も悪い面もあるから、僕たちの競争力がどうなのか、木曜(13日)にフリー走行を走り始めるまで分からない。

クビサ:それに、モナコではオーバーテイクがバルセロナ以上に難しいから、予選が週末の中で最も重要なものになる。もしたくさんのポイントを獲得したいなら、前のほうで予選を通過して、ミスを避ける必要がある。

Q:モナコでうまくセットアップする秘けつは何ですか?

クビサ:反応がよくて、ドライブしやすい車にすることが大切になる。最後のコンマ数秒を短縮するには、限界まで攻める自信を持てるようなクルマにして、バリアにタイヤが接触する寸前になるほどの走りをすることが必要だよ。

クビサ:それに今年は、満タンの燃料を搭載してクルマの反応が悪くなるから、モナコで走るのはこれまで以上に大きな挑戦になると思う。これまでトンネルは全開で抜けていたけど、今年はかなり挑戦しがいがありそうだよ。

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