スペインGPの予選中にピットレーンでフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が接触しそうになった問題で、スチュワードがフェラーリに2万ドル(約183万円)の罰金を科した。
スペインGPの予選Q3でアロンソがガレージから出た際、すでにピットレーンを走行中だったロズベルグの進路に割り込むような形になり、接触を避けたロズベルグはピットウォールへクラッシュしそうになっていた。
この直後、ロズベルグは無線でチームに対し、アロンソはペナルティーを受けるべきだと語った。
またアロンソは予選後、「彼ら(スチュワード)が、アクシデントにはならず、接触はせず、パフォーマンス面での利益もなかったことを考慮してくれることを願うよ」とコメントしている。
しかしスチュワードは、フェラーリがアロンソを「危険にリリース」したと判断。フェラーリに罰金を科したものの、アロンソに対してグリッド降格などのペナルティーは科さなかった。