フェラーリが、論争になっているバーコードのカラーリングをエンジンカバーから削除した。
このバーコードのカラーリングについては、スポンサーであるマールボロを連想させるサブリミナル広告だとの報道があったが、フェラーリはこれに対し怒りを込めて反論していた。
フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロもサブリミナル広告説を非難し、そういった主張は「バカバカしい」とのコメントを残している。
しかし、カタルーニャ・サーキットに姿を現したフェラーリのクルマからはバーコードが消えており、赤いボディに白線で長方形が描かれていた。
だが、チームのスタッフや、ドライバーであるフェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサが着ているウエアには、これまで同様にバーコードが描かれている。
フェラーリはクルマからバーコードを取り除いたことについて、「フィリップモリス・インターナショナルとともに」決断したことだと説明。さらに声明の中で次のように加えた。
「いわゆる“バーコード”に関するすべての憶測を打ち消すために今回の決断が下されたが、これがタバコ・ブランドを意図したものであったことは一度もない」