デ・ラ・ロサ、母国GPでの飛躍に期待

2010年04月24日(土)
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ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)は、母国グランプリとなる来月のスペインGPで、チームが大きく進歩することを期待している。

ザウバーの2010年型車C29はペースが上がらないだけではなく、これまでにザウバーが記録した完走はデ・ラ・ロサがオーストラリアで記録した12位のみになっており、信頼性も低いのが現状だ。

デ・ラ・ロサについては、シート喪失のうわさも根強く残っているが、デ・ラ・ロサは『El Mundo Deportivo(エル・ムンド・デポルティーボ)』へこう語った。

「バルセロナに向けては、大きな期待を持っているよ」

「パフォーマンスを向上させるための新パーツがあるし、大きな一歩になる」

「それに、フェラーリがエンジンの問題を解決したと思う」

デ・ラ・ロサは2戦連続でエンジントラブルのためリタイアしているが、デ・ラ・ロサが上海で見舞われたトラブルの原因は分かっていないものの、フェラーリがニューマチック・システムの問題を突き止めたことが明らかになっている。

デ・ラ・ロサは、マレーシアでザウバーの2台を襲ったトラブルはセンサーに関連するものだった語り、中国では「違うセンサーを使ったけど、何らかの理由でニューマチック・システムが故障した」と話した。

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