ルカ・ディ・モンテゼモーロが、フィアットの会長を辞任した。
モンテゼモーロは2004年にフィアット会長に就任したが、「任務を完了したため」会長職を退き、創業者アニエッリ家の血を受け継ぐジョン・エルカンが34歳の若さにして後任の会長になる。
モンテゼモーロは、今回の会長辞任がイタリア政界進出へ向けた第一歩だとの憶測を否定、自ら会社を設立することも否定し、フィアットの役員にとどまり、フェラーリを率いていくことに変わりはないと語った。