ブエミ、バックストレート走行中にフロントサスペンションが崩壊

2010年04月16日(金)
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セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)が中国GPのフリー走行で、恐ろしいクラッシュに見舞われた。

ブエミはこのセッションで、バックストレートを走行中にヘアピンへ向けてブレーキングした際、フロントサスペンションが左右とも壊れ、ガードレールに当たりつつ、グラベルでクルマを止めた。

これによって赤旗が出され、その後セッションが再開されたものの、トロ・ロッソがチームメートのハイメ・アルグエルスアリを走らせることはなかった。

トロ・ロッソのガレージでは、クラッシュ直後にブエミはクラッシュについて話すことを嫌がっていたようで、足早にガレージの奥へ行ってしまった。

トロ・ロッソは、損傷したクルマを確認するまで、原因について推測することはしないという公式コメントを出しつつ、スポークスマンが次のように語った。

「現段階では、クルマでいくつかのものが壊れたということ以外、ブエミのアクシデントの原因は分かっていない。ドライバーは無事だ」

また、ブエミのクルマから外れたホイールが観戦エリアにまで飛んでしまうという非常に危険な状況になっていたが、これによるケガ人は出ていないとみられる。

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