ローラも2011年のF1にはエントリーを申請しないようだ。
ローラは昨年、2010年からのF1参戦に向けてエントリー申請を行い、クルマの開発もある程度進めていたが、2010年の新規参戦チームには選ばれなかった。
FIAは、USF1が参戦を断念したために空席になった参戦枠を埋めるため、2011年からの新規参戦チームを募集し、15日(木)が参戦の意志を表明する期限になっていたが、ローラは「エントリー申請を行わない」ことを発表した。
ローラのオーナーであるマーティン・ビレーンは、当初提案されていた2010年の予算制限と、それを受け入れた場合のレギュレーション上の優遇が「ローラにとって完ぺき」だったと語り、現在のレギュレーションが大きく変わっていることを指摘している。
「残念なことに、風洞での大規模なプログラムを含め、順調に進んでいたわれわれの2010年F1プロジェクトは2009年の6月に凍結された」
「最近発表された2011年に向けた募集では、大きく異なったプログラムになることから、われわれには準備のための十分な時間がなかった」とビレーンは語った。
2011年のF1エントリー申請については、すでにプロドライブも申請しないことを発表している。