ペトロフ「完走が最優先」中国GPプレビュー

2010年04月13日(火)
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ルノーのビタリー・ペトロフが、中国GPを前にした心境を語った。

Q:ビタリー、マレーシアのレースでも力強いスタートを決めましたね。コックピットの中ではどんな感じでしたか?

ビタリー・ペトロフ(以下、ペトロフ):トップ10以外からのスタートだと、バーレーンやオーストラリアのように多くのクルマを抜くのは難しいんだけど、それでも何台か抜くことはできた。

ペトロフ:レースの序盤は順調な感じだったし、周りのクルマ、特にハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)とのバトルは楽しめたよ。

ペトロフ:その後、早めにピットインしてプライムタイヤ(ハード側)に交換したんだけど、あれはきっと間違いだったね。オプション(ソフト側)のときよりもグリップ不足に苦しんでしまったんだ。でも、最終的にはギアボックスの問題でレースが終わったから、関係のないことだった。

Q:F1で3戦を経験しましたが、これまでのことには満足していますか?

ペトロフ:チームとの関係、特に僕がF1に慣れることを手助けしてくれたエンジニアとの関係には満足しているよ。できるだけ長い時間を費やして、クルマのシステムやセットアップ、そしてどこを向上できるのか彼らと話すようにしてきた。

ペトロフ:でも、まだレースを完走できていないことにはフラストレーションがたまるし、バーレーンやオーストラリアではレース序盤のリタイアだったから、あまり経験を積むこともできなかった。

ペトロフ:タイヤのマネジメントや搭載している燃料量の変化に対応するという意味では、まだレースの半分しか知らないわけだから、これは理想的とは言えない。

Q:次のレースは上海です。サーキットについてはどう思いますか?

ペトロフ:GP2で走ったことがあるから、コースを覚える必要はないんだ。いろいろな種類のコーナーがあるから挑戦しがいのあるサーキットだし、とてもテクニカルで、正しいセットアップを見つけるのが難しいコースだね。

ペトロフ:ターン13のように長いコーナーもある。あそこではアンダーステアになってしまって、パワーをかけていくのが難しくなるから、いつもフラストレーションを感じるよ。もちろん、まだGP2でしか走ったことがないから、F1ではさらにチャレンジングになっているはずだね。

Q:今週末の目標は何ですか?

ペトロフ:レースを完走して、レース距離を走りきる経験を積むことが最優先だね。トップ10に近づきたいとも思うし、ポイント圏内でレースを走れたらいいね。Q2、そしてできればQ3にも進むために、予選でのパフォーマンスを向上させるため、懸命に取り組む必要もある。

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