昨年までGP2に参戦していたデュランゴが2011年のF1にエントリーを申請した。
1980年に創設されたイタリアチームのデュランゴは、スポーツカーやGP2に参戦していたが、今年は資金面の問題からGP2には参戦していない。
2010年からの参戦を認められていたUSF1が参戦を断念したため、統括団体FIA(国際自動車連盟)は新たなエントリー申請を受け付けているが、デュランゴはエントリー申請が「正式に受理された」と発表している。
「昨シーズンは、(チームに)間違いが起きてしまったが、われわれはレース活動での新しいパートナーを探すため、懸命に努力を重ねた」とチーム代表のイボーネ・ピントンは語った。
ピントンによると、デュランゴのGP2プロジェクトを救済する交渉の中で、出資者たちがF1以外には興味を示していないことが明らかになったという。
「それなので、その方向で進むことに決めた。F1に参戦するため、2つの非常に大きな国際的グループからの支援を得ている」とピントンは加えた。
デュランゴは2008年にもF1参戦をうわさされていた。