ハイドフェルド、予選でのトップチームの戦略を批判

2010年04月04日(日)
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メルセデスGPのリザーブドライバーであるニック・ハイドフェルドが3日(土)、マレーシアGP予選でのトップチームの戦い方を批判した。

予選Q1が始まったとき、雨が降っていたものの、マクラーレンやフェラーリ、そして当初はメルセデスGPも雨がやむことを予想してガレージにとどまっていた。

これに対しハイドフェルドは、ドイツのテレビ局『Sky』へこう話している。

「とても驚いたよ」

「見たとおり、得るものはとても少なくて、失うものはとても大きい」こうハイドフェルドがドイツのテレビ局『Sky』へ話すように、その後雨が強くなったため、フェラーリとマクラーレンは後方グリッドからレースをスタートすることになった。

「明らかにいい決断じゃなかった。しかも驚くことに、何年もF1で戦っている人たちがあんな決断をしたんだ。僕としては理解できないことだよ」とハイドフェルドは加えた。

メルセデスGPも同じミスを犯すところだったが、序盤にインターミディエイトで数周走ったため、2台とも何とかQ1を突破できた。

最終的にフロントローを獲得したニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)は、こう予選を振り返っている。

「危うく脱落するところだったけど、幸運なことに(Q1を)突破できた」

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はQ1で早い段階から走り始めていたが、このように語った。

「もっと待ちたかったんだけど、コースへ出て、何が何でもタイムを記録した方がいいことが明確になった。どうなるか分からないからね」

しかし、ポールを獲得したマーク・ウェバー(レッドブル)は、ライバルのミスを批判していない。

「誰に対しても、どのチームに対しても、卵を投げつけるようなことはしないよ。間違いやすい状況だったし、後手に回りやすい状況だった」とウェバーはフェラーリやマクラーレンの戦略ミスに理解を示した。

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