プロドライブが2011年のF1参戦を申請する可能性があるようだ。
かつてベネトン(現ルノー)やBAR(現メルセデスGP)でチーム責任者を務めたデビッド・リチャーズが率いるプロドライブは、2008年の参戦を認められていたものの、カスタマーカーをめぐる政治的な問題などにより参戦を断念していた。
プロドライブは2010年のF1に向けてもエントリーを申請していたが、プロドライブが選ばれることはなった。これについては、統括団体FIA(国際自動車連盟)がコスワースエンジンの搭載を条件にしていたためとも言われている。
だが『Autoweek(オートウィーク)』の報道によると、商業ディレクターであるトニー・シュルプを中心にした役員会の会議後、プロドライブはチーム設立を「積極的に検討」しているという。
スペインのエプシロン・エウスカディも再びエントリーを申請することを示唆しており、『Autoweek(オートウィーク)』はローラもエントリーを申請するだろうと報じている。
「しかしどちらも、FIAが2011年のエントリー申請を締め切る4月15日(木)まで、正式に声明を発表するつもりはないようだ」と『Autoweek(オートウィーク)』は加えた。