バーレーンGPでの成功を受け、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)はパルクフェルメ・ルールの新しい実施方法を2010年シーズンを通じて採用していくようだ。
昨年までは予選終了後、一カ所に全車を集めて保管し、日曜午前中にチームへクルマを引き渡していた。しかし2010年は参戦台数が増えたことから、FIAは違う方法を採用した。
予選終了後にセッティングの変更などを禁じるパルクフェルメ・ルールは維持されているが、新しい方法では、チーム側が自らのガレージでクルマを保管することができる。
だが、クルマには特殊な鍵を装着した網状のカバーが取り付けられ、高性能カメラで監視される。
夜間には、ガレージ内で何らかの動きを検知した場合、カメラがアラームを作動させ、FIAの監視員がチェックするため、高解像度モードが起動する仕組みになっている。