トップ4チームがコンマ数秒以内で争っており、さらに4チームがそこから大きく離されてない位置にいるが、ルノーは2010年に苦戦するとの意見がある。
2月に15日間のテストが行われたが、フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、メルセデスGPがトップ4を形成し、ザウバー、ウィリアムズ、フォース・インディア、そしてトロ・ロッソがその後ろにつけているとの見方が強い。
「ルノーは現状ではスムーズに走れていないようだね。でも、彼らを見くびることはできないよ」ウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグはこう語った。
ルノーの名前とロゴは残っているものの、この数ヶ月の間にルノーは、チーム体制が大きく変わった。
チーム首脳がドライバーへクラッシュすることを指示したとされる“クラッシュゲート”後には主要スポンサーやチーム首脳がチームから離れ、その後にルノーはチーム株式の大部分をジェニイ・キャピタルへ売却。ロバート・クビサとビタリー・ペトロフがドライバーとして加わった。
ルノーの新チーム代表エリック・ブーリエは、「大きな」アップデートがバーレーンを走るR30に施されると語っている。
さらにクビサは、次のように話していた。
「2009年が終わった時点では、大きな差をつけられていたから、トップチームに追いつくには、一気に2歩進まなければいけない。僕たちに必要なのはパフォーマンス。それこそ最高のカンフル剤だよ」