ヘイキ・コバライネン(ロータス)は、マネジャーを雇わずに自らマネジメントも行っていくようだ。
コバライネンのマネジメントはフラビオ・ブリアトーレが担当していたが、ブリアトーレはドライバーへ故意にクラッシュすることを指示したとしてモータースポーツ界からの追放処分を受けた。
当初、ブリアトーレがマネジメントを担当するドライバーは選手権に参戦できないとされていたが、コバライネンはブリアトーレの後任を決めていなかった。
そして今回『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、マクラーレンからロータスへ移籍する際、コバライネン自身が契約交渉を行っていたと明かした。
「自分で交渉を行うことにしたんだ。僕にとって、自分が何にサインしているのか知ることは、とても重要だった」
「自分のすることを分かっていることで、落ち着くことができる」とコバライネンは語っている。
マクラーレンが2010年にコバライネンを残留させないことが分かったとき、トヨタやフォース・インディアとも交渉があったと『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は報じた。
そしてコバライネンは、マイク・ガスコイン(ロータス/テクニカルディレクター)にも電話をしたとのことだ。
「彼にロータスの状況を聞いて、プロジェクトについて聞きたいと伝えたんだ」とコバライネンは振り返っている。
コバライネンは、自ら交渉してまとめた契約には「かなり満足している」としながら、自身もチームメートのヤルノ・トゥルーリも報酬を受け取ることを明かした。