フォース・インディアでは、午前中にポール・ディ・レスタが、午後にはビタントニオ・リウッツィが走行を担当した。
この日も天候が悪くなったためフォース・インディアは、よりいい天候が予報されている日に集中してレースドライバーを走らせるため、走行ドライバーの予定を変更した。
セットアップ評価、レースへの準備、燃料や油圧システムなどのチェックを行い、大きな問題もないままセッションを終えている。
ディ・レスタの周回数は33周、ベストタイムは1分30秒344で7番手。リウッツィの周回数は24周、ベストタイムは1分30秒666で9番手になった。
19日(金)はビタントニオ・リウッツィが走行する予定だ。
ポール・ディ・レスタ
「午前中にまたクルマに乗って、もう少し走ることができた。残念なことに、今日もかなりの悪天候だったけど、今の僕にとっては、走れば走るだけクルマやチームがどう動くのか経験を積むことができる」
「午前中はずっとインターミディエイトとウエットタイヤで走っていたから、ウエットのコンディションではかなりの経験を積んだことになる」
「これで、マレーシアなんかで同じようなコンディションになったとしても、心配はないね」
ビタントニオ・リウッツィ
「すごく難しい天候で、常にコンディションが変わっていたよ。1時間ごとに雨が降って、やんでを繰り返していたみたいだけど、コンディションが一定になることはなかった」
「ウエットには乾きすぎているか、ドライにはぬれすぎている状態だったから、パフォーマンスの指標になる一貫したものがなかったんだ」
「ピットストップのシミュレーションを何回か行ったし、もう少し情報を得るために走ったけど、変更に対するクルマの反応は良さそうだよ」
「こういったコンディションでは、何がどうなっているのか把握するのはかなり難しいけど、みんな同じ天候の中でテストをしているんだから、できることをやるしかない」