フォース・インディアは、リザーブドライバーのポール・ディ・レスタと、スーパーリーグ・フォーミュラドライバーのイェルマー・ブールマンを走らせた。ディ・レスタは27周を周回して、ベストタイムは1分40秒901で7番手。ブールマンは67周を周回して、ベストタイムは1分41秒178で10番手になっている。
ポール・ディ・レスタ
「金曜(19日)と土曜(20日)のタイヤテストを前に、さらに開発作業を進めるため、今日もクルマに乗ったよ。今回も、走ったのはすごく短い時間だけだけど、プログラムを完了することができた。空力パーツの作業や、セットアップの評価を行ったんだ」
「昨日に比べると、路面の状態がかなり良くなっていたよ。金曜にまた僕が乗ったときには、大きく状況が変わっていると思うけどね。でも、次の走行に向けてできる限り準備を整えるため、また走ることができてよかった」
イェルマー・ブールマン
「ついにF1でコースを走ることができたけど、驚くような経験になった。こちらも予想をしてクルマに乗り込むんだけど、こっちの想像を上回っているんだ。パフォーマンスやステアリングには、とても驚かされたけど、すぐに慣れることができたと思う」
「何度か赤旗があって、僕たちの走行もかなり影響を受けたから、予定していたとおりにはならなかったけど、最高な1日だった。終盤にはコース上で止まってしまい、新品タイヤで走る時間がなくなったんだ。走れていれば、もっと順位は上だったはずだよ」
「僕にとっては、F1への第一歩になった。僕の目標は、2011年にもっとF1テストで走りながら、GP2かスーパーリーグ・フォーミュラを戦い、2012年にF1のレースドライバーになること。オランダの多国籍企業と、サポートについて話し合っているんだ。僕にその準備はできている。今回のテストに参加させてくれたフォース・インディアに感謝したい」