ヴァージンでは、ティモ・グロックがヘレステスト2日目の走行を担当した。
前日は油圧の問題が発生し、あまり走れなかったヴァージンだが、この日はグロックが順調に周回を重ねた。悪天候の中でグロックは、レース距離以上の周回を走破している。
グロックの周回数は72周、ベストタイムは1分30秒476で8番手になった。
19日(金)はルーカス・ディ・グラッシが走行する予定だ。
ニック・ワース(テクニカルディレクター)
「夜の間にヴァージン・レーシングが素晴らしい作業を行ったため、今日はレース距離以上を走りきることができた。昨日は非常にフラストレーションがたまる1日になったので、これにはとても満足している」
「また、いくつかの開発パーツについてもその効果を確認することができた。この結果は、ワース・リサーチでの開発プログラムで示されていたパフォーマンス予測と一致しているものだった」
「これによってドライバーやチームは大きく自信を深めることになるので、非常に満足できることだ」
「これからも問題が起きれば、それを修正するために休みなく働いていく。クルマの進歩について、明日にルーカス・ディ・グラッシがどんなコメントを残すのか楽しみだ」