生産的なものになっているレッドブル・レーシングとルノー・スポールのパートナーシップも、2010年で4年目を迎える。
2010年に向けてもエンジン開発は凍結されているが、レース数は17から19に増加しており、今シーズンはヴィリー・シャティヨンのルノーチームにとっても新しい挑戦となる。
ルノー・スポールのレッドブル・レーシング担当テクニカル・コーディネーターであるファブリス・ロムが次のように説明してくれた。
ファブリス・ロム
「エンジンは認証を受けているので、FIA(国際自動車連盟)が認めない限り、スペックを変更することはできない」
「われわれが実施した主な変更は、信頼性の問題への対策と、搭載に関するちょっとした変更(KERS/運動エネルギー回生システムの廃止を含む)、サプライヤーからの要求、そしてコスト対策だ」
「これに加えてエンジンは、2010年に向けた認証を受ける必要がある。また、今年はレース数が17から19に増えるが、ドライバーに割り当てられるエンジンの数は8基のままなので、1基あたりの平均走行距離が長くなる」
「2009年に直面した信頼性の問題を克服するため、冬の間に何をしたのか質問されることがよくあるが、冬を待たずにこの問題に取り組み始めていた」
「昨年の序盤に、もし2009年の選手権2位を差し出されたら、私はそれを受け取っていただろう」
「だが、タイトル獲得にあと一歩まで迫り、できたばかりのチームに負けたことで私のハングリー精神がかきたてられた。2010年は、勝つためにできることをすべてやっていく」
TopNews携帯サイトでは、ロムのコメント完全版を掲載しております。詳しくは携帯サイトから『レッドブル新車発表、ファブリス・ロムのコメント』をご覧ください。