雨となったヘレステスト初日の10日(水)、ブリヂストンの新インターミディエイトタイヤに対する懸念が持ち上がっていた。
10日のヘレスでは雨が降ったため、2010年に使用される予定の新インターミディエイトタイヤが試されていた。
しかし『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙によると、このタイヤはすぐに摩耗してしまい、「非常に早い段階で」最大2秒から3秒の差が出ていたようだ。
「10周走ったころには、スリックで雨の中を走っているような感じでした」ザウバーの小林可夢偉はこうコメントしている。
だがブリヂストンは、次のように説明していた。
「(2010年に向けた)ウエットとインターミディエイトタイヤの変更は、インターミディエイトのフロントタイヤの幅が(狭くなり)、ドライと同じ幅になったことを除けば、(2009年のような)大規模な変更ではありません」