10日(水)に開幕したヘレステストの初日は雨に見舞われたが、11日(木)には天候が回復すると予報されている。
「ありがたいことに、明日は天候が回復しそうだ」とルノーのチーフエンジニア、アラン・パーメインも語っていた。
10日に雨の降る中で新車の初テストを行っていたレッドブルとフォース・インディアにとっては、特にうれしいニュースだろう。
また、ヴァージンも10日に新車の初テストを行っていたが、ティモ・グロックが走ったのはわずか5周だった。
「今はまだ、攻めてクラッシュするリスクを冒すようなときじゃない。来週のテストに影響するだろうからね」とグロックは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙へ語っている。
11日はドライになるとみられているものの、12日(金)と13日(土)は再び雨になると予報されている。
これを受けてルノーは、唯一のドライになる可能性もある11日を最大限に活用するため、走行の日程を変更し、ロバート・クビサを11日に走らせることになった。
もしこれ以上テストが雨の影響を受けた場合、バーレーンでの開幕戦までにもう1回合同テストが実施される可能性もあると言われている。