ロータスの2010年型車に搭載されたコスワースエンジンに火が入った。
ロータスは、12日(金)にロンドンの王立園芸協会ホールで新車発表会を行うとすでに明かしている。
当初は、この発表会の翌日にドライバーのヤルノ・トゥルーリがシルバーストンで新車の初走行を行い、ヘレスで行われる今年3回目の合同テストに備えるとみられていた。
しかし、実際には6日(土)にすでにエンジンに火が入れられており、9日(火)に初走行を予定していることが明らかになった。
『BBC』は、「いくつかのちょっとした技術的な問題」の末にエンジンが始動されたと報じている。
ロータスのテクニカルディレクターであるマイク・ガスコインは、次のように『BBC Radio Norfolk(BBCラジオ・ノーフォーク)』へ語った。
「火曜にシェイクダウン(ごく初期的な確認走行)を行う。今回のエンジン始動は1つのステップにすぎず、これからも多くのパーツに取り組んでいかなければならない」
また、『Star(スター)』紙によると、この初走行はシルバーストンで行われるようだ。
先週にはヴァージンが新車の初走行を完了しており、4つある新規チームの中でロータスは、2010年型車を走らせる2つ目のチームになる。
「マイク・ガスコイン、よくやった。コーリン・チャップマン(ロータス設立者)も、きっと誇りに思ってくれるはずだ」とロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスはTwitterへ投稿している。