2010年F1、全車が超高性能GPSを搭載

2010年01月31日(日)
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F1の全13チームが、FIA(国際自動車連盟)から約6万ユーロ(約750万円)の請求書を受け取ったようだ。

これは、FIAが今シーズンに向けて採用した新システムに関するもの。FIAはスチュワードによる裁定に対する非難が続いたことを受け、超高性能GPSシステムを全車に搭載することを決めた。

これにより、各車の正確な位置のデータがレースディレクターのもとへ送られる。その誤差は1メートル以下だという。

これによりスチュワードは、シケインの不通過、フラッグの無視、違法な追い抜き、ライバルのブロックなどを審議する際、より正確な情報を得ることができる。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、このシステムのコストが合計で(約9,400万円)だったと報じている。

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